各界で活躍されている方たちより、コッカイオンドク!応援メッセージを頂きました!
中野晃一さん(立憲デモクラシーの会・上智大学教授)
「コッカイオンドク」を思いついた石川のお母さんたちは、天才だと思います!
トランプ政権を鋭く批判する人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」が政治に大きな影響を与えるアメリカなど諸外国と比べて、ザ・ニュースペーパーなどの数少ない例外を除けば、日本は政治風刺の文化が欠けていると言われてきました。
しかし、現実のありえない国会審議を市民が声に出して再演することが、そのまま世界に類例を見ない新たなプロテストのかたちとなったのです。
個々人の生活や身体性に根ざした、日本の市民社会のしなやかな政治文化の結晶ではないでしょうか。
西谷修さん(安全保障関連法に反対する学者の会・立教大学特任教授)
誰が思いついたのか「コッカイオンドク」。
「事実は小説より奇なり」とか、「最初は悲劇、二度は目は茶番」とも言うけれど、シャーシャーと繰り広げられて何か議論がなされたかのような国会審議、こうしてみると誰でもできる茶番劇。
楽しくて抱腹絶倒、しかしそのうち「えっ、こんなことなの、これでいいの?」と思ってしまう不安と恐怖の夏向きスリラ~、やがて(いやすぐに)怒りが腹の底からムラムラと…。
「ポスト真実」の時代、国会の事実を芝居にして演じると、芝居はフェイクなんだけど、フェイクで事実(ファクト)が生き返り、怒りの熱波が全国に感染。ガンバレ音読団!
じつはフランス革命も、こんなふうに全国に広がったんですね。
神田香織さん(講談師)
花見に地図と望遠鏡では逮捕、弁当とビール持参なら大丈夫など、今回ぐらい国民を愚弄した国会も珍しい、これは講談にしなきゃと思いつつも、我がふるさと福島では汚染地域への帰還、自主避難者の住宅支援打ち切り、はては原発再稼働、沖縄への暴挙、モリ、カケ疑惑と怒涛のごとく押し寄せる理不尽さに唖然呆然、がっくりの毎日でした。
そこへ「コッカイオンドク」、すばらしい発想です。声に出すと元気になります、闘いは明るく楽しくしつっこく!参りましょう〜。
中島京子さん(作家)
常々、ピューリッツァー賞ものだと思っていた小原さんの「国会書き起こし」が、「コッカイオンドク」というとてつもなくユニークな市民運動に進化して、共謀罪を追い詰めています。すごい!
NHKが放送しないなら、市民が国会を再現してしまえ!
ヅラをかぶればあなたも金田法務大臣!
国会で与党がどんなにとんちんかんな答弁をしているかがよくわかり、共謀罪の恐ろしさが身に染みる。
イライラさせられ、でも、どうしても笑ってしまう!
こんなアクティビティはいままでなかった。
繰り返しますが、すごい!
太田啓子さん(明日の自由を守る若手弁護士の会)
共謀罪(「テロ等準備罪」)の国会審議の議事録を、ただただ音読するだけ。
こんなに簡単に、こんなに少人数で、こんなに共謀罪の問題点を可視化できるアクションは今までなかった。
まさにコロンブスの卵!
どんな不条理劇よりも不条理を感じられる国会審議を、是非、路上で再現して下さい。
熟読すればするほど意味がわからなくなる法務大臣、総理大臣の答弁を是非、耳で聞いて、体感してみて下さい。
思わず野次を飛ばしたくなることでしょう。
そして、野次を飛ばした後いったいなにをすればいいのか、真剣に考えずにいられなくなります。
是非各地でコッカイオンドク、やってみてください!