福島議員VS安倍首相 11/30


参議院予算委員会 社民党福島みずほ議員VS安倍首相の一部を書き起こしました。

 

福島みずほ議員
「ありえないです。。今までの質問主意書や答弁とまったくちがう。しかも腹心の友に関して、加計学園というのをはじめて今年の1月20日に・・なんて、びっくり仰天ですよ。これまでの私の質問主意書や予算委員会の答弁を踏みにじるような答弁は、本当に許せないと思います。おかしいですよ。
何かを隠したいからこそ、1月20日にはじめて知ったといっているんじゃないですか?」

 

金子委員長「安倍内閣総理大臣」

 

安倍首相
「これについてはもう、今まで縷々説明してきたわけでございます。確かに学生時代からの友人でありますが、彼は、私の地位を利用して、なにかを成し遂げようとしたことは一度もないわけであります。ですから40年間友情が続いたんだろうと、そう思うわけです。」

 

金子委員長「福島みずほくん」

 

福島議員
「考えられません。このことについては、さらに追求していきます。森友学園の問題、加計問題について、真摯に丁寧に、説明はないと思います。安倍昭恵さんの証人喚問が必要です。総理は自分が妻の代わりに話すといいます。でも、夫と妻は別人格で、代わって話せることではないじゃありませんか。」

(与党から大きな声で発言)

 

金子委員長「安倍内閣総理大臣」

 

安倍首相
「あの、この、いわば、家内がですね、妻がですね、どのように関わっていたかについては、私は全て妻から聞いているわけでございまして、私がここで責任を持ってですね、答弁をさせていただいているところであります。」

 

金子委員長「福島みずほくん」

 

福島議員
「別人格ですよ。裁判での証人でも、夫が妻のかわりに話すなんていうことはないですよ。まさに、安倍昭恵さんの証人喚問と加計光太郎さんの証人喚問を要求いたします。」

 

福島議員
「次に、憲法についてお聴きします。総理は、憲法9条3項に自衛隊を明記する、と言うふうにおっしゃっています。この9条3項の自衛権の明記、これは、集団的自衛権の行使も含まれるということでよろしいですね?」

 

金子委員長「安倍内閣総理大臣」

 

安倍首相
「あ、ま、あの、基本的に、・・あの、よろしいですか?いいすか?あの、あのー、え、私はですね。ここには総理大臣として、出席させていただいていますので、いわば、この、憲法の、自民党案について答弁をするべき立場にないのですが、そう申し上げた上で、ですね、え、この、自衛隊1項2項を残した上に置いてですね、この自衛隊を明記する場合はですね。いわば、1項2項、2項の制約を残すわけですから、すでに1項2項のある中において、我々集団的自衛権について一部容認、3要件を満たせば、一部容認するということについてですね、解釈を変更したわけですから、それは、そのままということでございます。」

 

金子委員長「福島みずほくん」

 

福島議員
「集団的自衛権の行使は憲法違反だと、歴代自民党がいってきたわけですが、今の答弁でも、自衛隊が行使する自衛権の中に、集団的自衛権が含まれるという答弁がありました。ですから、戦争しない国から、戦争する国へ。9条3項が、9条1項2項を完璧に破壊するものになると思います。
委員長、さきほど安倍昭恵さんと加計光太郎さんの証人喚問を要求いたしました。よろしくおねがいします。」

 

金子委員長
「正式な要求ですか? では、後刻、理事会で協議いたします。」

 

福島議員
「総理、えー、『総理』と言う本を書いたジャーナリストを、総理はご存知ですか。面識はあるでしょうか?ご存知でしょうか。」

 

金子委員長「安倍内閣総理大臣」

 

安倍首相
「あの、私は 取材対象として、知っているということでございます。」

 

金子委員長「福島みずほくん」

 

福島議員
「公権力の行使について、検証しなければならないと思っておりますので、質問させてください。無罪の推定があり
不起訴になっていますが、逮捕令状が発付され、執行の直前に取り消しに、執行されませんでした。このことを総理はご存知でしょうか。」

 

金子委員長「安倍内閣総理大臣」

 

安倍首相
「あの、それは、、どういう案件でございましょうか。」

 

福島議員
「はい、不起訴になった犯罪の被疑事実は、準強姦事件です」

(「中身はいわないのか?」 議場ざわざわ)

 

金子委員長
「あの、中身が、、内容がわかりませんので。」

金子委員長「福島みずほくん」

 

福島議員
「さきほど総理は、『総理』という本を書かれたジャーナリストを取材対象として知っているとおっしゃいました。で、そのことに関して、総理自身が、逮捕令状が発付され、しかし逮捕が、それが行使されなかったと言うことをご存知か、総理の認識をお聴きしているわけです。」

 

安倍首相
「いずれにしろですね、個別の事案についてお答えすることは差し控えさせていただきます」

 

金子委員長「福島みずほくん」

 

福島議員
「知ってるか、どうかということについて、お聞かせ願えないでしょうか。」

(与党の議員から、怒号のような多くの発言あり)

 

金子委員長「安倍内閣総理大臣」

 

安倍首相
「私は、内閣総理大臣としてここに立っておりますので、個別の事案についてお答えすることは、差し控えさせていただきたいと思います。」

 

金子委員長
「ストップしてください」

委員長席のまわりで理事が協議を続けている

 

金子委員長
「あの、先ほどの福島くんの発言の中に不適切な言葉があったと指摘がありました。委員長としましては、後刻理事会におきまして速記録を精査しまして適切な処理をさせていただきます。」

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動画はこちら▼
https://www.youtube.com/watch?v=JfMRcC301rQ