6月15日 参院本会議 共謀罪法案反対討論 蓮舫議員(民進党)の一部を書き起しました!
「正義なき力は、圧政である」。
これは「人間は考える葦である」との名言を残した
17世紀の哲学者、パスカルの言葉です。
安倍総理は国民から負託された力を悪用し、
国民を押さえつけ、萎縮させる圧政の道を、まさに突き進んでいます。
民主主義に必要なプロセスを数の力でねじ曲げ、
これによって成立させた法律で、国民を監視する。
まさに圧政への道です。
こうした安倍政治に多くの国民がおおきな不安を抱いています。
(そうだ!)
昨夜から日をまたぎ、多くの若者が、多くの女性が、男性が、国民が、
国会のまわりで、「民主主義ってなんだ!」「共謀罪反対!」と訴えている声に、
なぜ耳を傾けないのでしょうか?
(そうだ!!)
2年前の9月19日は、この参議院の議場で、自民・公明のみなさんは、安保法強行採決で、憲法を踏みにじりました。
今回は究極の強行採決で、共謀罪法案を通そうとし、「参議院の存在そのもの」を踏みにじろうとしています。
断じて許せません。
(そうだ!)
共謀罪法案に関連し、全国各地で、国会の会議録をオンドクし、
実際の国会審議を一般の方々が再現する取り組みがありました。
再現することで、安倍総理や金田法務大臣の答弁が、いかに中身のないものか
国民の不安に全く答えていないものかを確認しているのです。
政府与党が行うべきは、強行採決ではなく、こうまでして、共謀罪を問題視している国民の不安、疑念に答えることだと断言をします。
しかし、安倍政権は、ただただ我が国の憲政史上に、大きな汚点を残そうとしています。
何をそんなに急いでいるのですか?
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動画はこちら 2分から
参院本会議 蓮舫代表 共謀罪法案反対討論 2017年6月15日
https://www.youtube.com/watch?v=9AHv4tHieOM&feature=youtu.be